ガールズインタビュー

モデルのネイシャとバリ・ヒンドゥー教セレモニー

(これは2018年5月15日に投稿した記事です)

先日、Indigo Seaのモデルでおなじみのネイシャのお祝いで、バリ・ヒンドゥーセレモニーが行われたので、その美しい画像を家族の了承をいただいてシェアしたいと思います。

このセレモニーは、ドイツ人の父を持つネイシャが、母方のバリの家族の一員になるために、祖父母の養子になり(Meperas)、その後、バリ人としての誕生を祝う(Meoton)という、2つの儀式でした。

 

神の宿る島、バリ島
インドネシア国民の90%近くはイスラム教徒ですが、そのなかにあってバリ島ではバリ・ヒンドゥー教徒が90%を占めています。
バリ・ヒンドゥーでは、すべての物事は善と悪、生と死といった形で必ず相反し、それらのバランスが維持され共存することで世界が成り立つとされています。
代表的な慣習として、1日に数回の儀式とお供え物があります。
神に祈る際には必ずお供え物「チャナン」が用意されます。
至るところに神々は宿るという信仰なので、道端にもビーチにも庭の隅にも堂々とチャナンが供えられています
お寺にお参りに行く時には沐浴をすませた後正装をします。
女性は色とりどりのレースでできたクバヤに身を包み、サロンを腰に巻いたバリの人々の隊列を、観光で訪れるみなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

毎日のように目にするこういったバリ・ヒンドゥーの儀式を遠目に見ているだけの外国人在住者の私ですが、

「至る所に宿る神々」や「すべての物事は善と悪、生と死というような相反するものがある。そのバランスが維持されることで世界がなりたっている」

というような宇宙観には共感し、魅了され、それを先祖から引き継いだ価値観としてもつバリ人に、尊敬の念を抱きます。

世界中に数えきれない島があるなかで、世界中の人々から愛され続けるバリ島の魅力の1つは、そこにあるんじゃないかな、と思うのです。

Indigo Sea 2018 コットンバタフライチュニック

 

 

Indigo Sea 2018 フェスタチュニック、ボーホーソフトコットンスカーフ

 

Indigo Sea 2018 コットンフリンジオフザショルダー

 

Photos by R29photography

Big thanks for Anisha and Eka