ガールズインタビュー

命短し旅せよ乙女

(こちらは2018年5月23日に投稿した記事です)

バリ在住外国人である我が家の子供たちが通うインターナショナルスクールは、イギリスのカリキュラムを採用しているので6月下旬で学年末を迎え、8月上旬まで長〜い夏休みに入る。
そこに通う子供たちの大半は、やはり私たちのような、あらゆる事情でこの地域に住む世界中から集まってきた外国人なので、この長い夏休みを利用して自国に帰る里帰りや、家族旅行に費やしたりして、ほとんどの在住家族たちがバリ島からどこかに旅立つ。

2017年夏のバケーション、バルセロナ。着ているのはインディゴシーのオーガニックコットンマキシスカート

バルセロナで滞在した雰囲気のあるアパート。着ているのはインディゴシーのイージーゴーイングマキシスカート

だから毎年この時期になると、みんなの話題は「長い夏休みをどう過ごすか?」。
我が家も例外でなく、1月ぐらいからあーだこーだ迷走し、かなりの喧嘩も交えながら(笑)夫婦で話しあってきた今年の夏のバケーション計画は、もうすぐ完璧なスケジュールになりつつある。

今年は、SUPやサーフボード、キャンプ道具などを満載した自家用車で実家のある関東を出発し、フェリーを使いながら日本の南に渡り、九州、種子島、屋久島をロードトリップしようではないか!ということになった。

昨日もどのテントを買うかというくだらないことで喧嘩してたが、計画もここまでまとまってくると、後は細かいことにフォーカスできるようになる。

今朝は波待ちしながら、蚊が多そうだからバリで買える超効く蚊よけスプレー持ってかないとな。フェリーで長時間過ごすから、ヨガマット持ってくといいかもな。シワにならない服を厳選して持って荷物少なくしないとな。どこどこのあの景色が絶対観たいな。。。。などなど妄想が止まらなくなっていたw。

イビザ島の旧市街は超かわいかった!2017夏バケーション

ひとつひとつは夢のない現実に根ざした具体的な細かい妄想であるけれども、こんなことを頭で考え始めると、いつの間にか心がワクワクしている自分が夢見る乙女になっていることに気付くw

妄想は自由ですからね、とどまる所を知らず、というか、とどまらなくてどこまで行ってもいいわけですからね、私の場合は(というかみんなもそうだろうけど)、ああ、このとっても楽しいバケーションというものが、いつまで続くのかわからないけど、毎年できたらいいなぁ。そのためにできることは何でもしよう。やっぱお金が一番必要だな。ってことはこの楽しいバケーションをキープしつつお金が稼げたらいいな。などなど。。。つづく。。。

という建設的な方向に妄想が向かうのです。大人だな、あたし!
そしてこれこそが世に言うパッションなのですね。日本語だと、情熱。知ってるか(笑)。

パッションがあれば、かなりのめんどくさがりな私でも、頭を使って知恵を絞り、身体を使ってできるだけのことはして、そんなこんなでもまったく疲れることなくやり続けることができる。そしてその先にはまだ観たことのない景色が待っているのだ。

リスボン。2017年夏のバケーションより。着ているのはインディゴシーのフェスタチュニック。

結婚して十数年が経ち、おかげさまで恋のパッションがほぼ無くなったw私の今のパッションの出所は、今はここなのです。
なんか旅の話してるのに、パッション大事って話になってきたw。

さて、類は友を呼ぶのか、バリにある我が家『インディゴシーハウス』には、高校卒業したてほやほやのティーンエイジャーから、ジャングルでヒルに血を吸われるのが快感になりつつある?某ウェブマガジン変酋長の大御所までw、旅好きな女子、旅女が沢山訪れるわけです。

そんな中、先月は3人の30代の旅女たちが我が家に集まったので、いいな、素敵だなと思い、本人たちの許可をいただいてそれぞれの今回の旅を少しだけシェアしたいと思います。

インディゴシーハウスでのディナー中、突然のストリッパーに旅女たち大喜び!

その1 サーファーバックパッカーガールしおりちゃん
ジップロックバックは命(旅には大事)というサーファーバックパッカーガールしおりちゃん。ライフガードもこなす、頼れるサーフバディの彼女は、3年前にバリで開催されたヨガティーチャートレーニングで出会ったその時も、確か旅の途中だったようなw。
千葉の某素敵なサーフタウン出身なのだけど、そこに住まずにいつもどこか南の方に住んでいる住所不定w。
旅しながら働く、または働きながら旅するスタイルを何年もやっているプロ。
今回は、日本の大分県でやっていたライフガードの仕事や農家のお手伝いの仕事を辞めて、フォリピンのシャルガオ島をメインに、約三ヶ月のサーフトリップの最後にバリ島にやってきた。
最近はアシュタンガヨガに惹かれ、その先生たちなどを訪れつつサーフトリップを交えている。

 

その2 ワーホリ帰りサーファーゆなちゃん
2年ぐらい前だったかに会った時に、ワーホリに行くって聞いていたが、今回の来バリはその帰りみち。
ワーホリしながらでもオーストラリア各地をまわっていたが、最後には仕事を辞めニュージランドを旅してバリ入り。
私だったら絶対にしないw、バリ島南部から北海岸ロビーナへ、休憩入れて6時間ぐらいのレンタルスクーターロードトリップをするなど、かなりの勇気と体力の持ち主w。
バリから出る時「これ使えたら使ってください」と、とっても可愛い照れ笑いでインスタントヌードル1個とか空いてるお茶とか置いてってくれた中で、ピカイチ使える”立つシャモジ”の便利さは我が家のアメリカ人メンバーたちから賞賛の声があがるw
就職するといって日本に帰っていったが、今さっき連絡とったら、宮崎に遊びに行っているとかw (写真をお借りしたゆなちゃんのインスタは @yuna7300 )

 

その3 しっかりものトラベラーさきちゃん
一年前に私の主催するビーチクリーンに来てくれたのがきっかけで出会った時は、チャングー在住初心者。
OLを辞めてバリに住みに来たと言っていて、収入はどうするの?と聞くと、日本で家賃収入があるんですと言われ、いいなーそれ!と思った記憶があるw
その後、インドネシア語を極めるためにウダヤナ大学付属の語学学校に通ったりしながらサーフィンしたりカフェしたり。
2月に日本に帰ったと思ったら、その後カリフォルニアとニューヨークを旅したのち今回の来バリ。
数ヶ月サーフィンしてカフェしてたっぷり遊んで、この5月には、いつの間にかジャカルタにある日本企業に就職を決め、バリから旅立ってしまった。
でもバリにはいっぱい来ると言って、スクーターをうちに置いていって、それが今の私の愛車w。

(写真をお借りしたさきちゃんのインスタは @balisights)

 

 

 

旅女って、本当に自由でクリエイティブで素敵。
みんなの今後の動きが楽しみです。

Written by Chieko